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飼い主のエゴで犠牲になったワンコ [海外の話題]

アメリカ・バージニア州で「自分が死んだら飼っている愛犬と一緒に埋葬して
欲しい」と遺言を残した女性のために、元気に暮らしていた飼い犬の「エマ」
が安楽死させられて火葬され、女性と一緒に埋葬されました。

emma_dog.jpg

「エマ」はシーズー系のミックス犬で飼い主の女性が死去したことから、保護
施設に引き取られ、施設側は遺言の執行人に対してエマを譲り受けて、里親を
探したいという交渉をしていましたが、遺言執行人はそれに応ずることはなく
エマの引き取りを求めたため、施設側は引き渡しをしました。


遺言執行人はエマを動物病院に連れて行き、安楽死させた上で火葬にして遺産
管理人に骨壺に収めた遺灰を引き渡したという話です。

大好きだった飼い主の元に行けたエマは幸せだったのでしょうか?
個人的には天国なんて無いと思っていますから、エマは飼い主のエゴのために
病気で苦しんでいるわけでもなく、毎日をワンコなりに楽しく生きていたのに
殺されてしまったわけです。

人間であれば無理心中、地獄へ道連れです。
生き物である犬の意志など全く無視されて飼い主の従属物として、棺に入れた
ぬいぐるみと同じように息の根を止められて焼かれたわけです。

愛犬家でもなんでもありません、単なるエゴイストの不条理で残酷な自分勝手
な遺言を残されたためにエマは殺されたのです。

遺言執行人とか遺産管理人なんてのは金の亡者の弁護士でしょう。
依頼者のためなら生命などはなんとも思わない「法律上合法」な範囲内ならば
どんな冷酷なことでもする人間達ですから後悔の念など全くないでしょうね。

バージニア州では2014年から飼い主とペットを一緒に埋葬することが合法
になったということなので死んだ飼い主はその後で遺言を書いたのでしょうが
一番重要な点はペットは生き物であるという部分が欠落していることです。

ペットと一緒に埋葬しようが、あの世で一緒に暮らせるなんてことはないのは
普通に考えればわかることでしょう。
それは宗教がどうとかいう問題ではなく常識の問題です。

dog_heaven.jpg

飼い主が死んだ時の遺言で愛犬と一緒に埋葬して欲しいという文言が有効だと
するのであれば、逆にペットが先に死んだ時には、飼い主に筋弛緩剤を打って
安楽死させてから火葬にしてペットと一緒に埋葬することを了承していること
が絶対条件だと思うんですけどね、そうは思いませんか?

ペットを飼い主の所有物だと規定するような遺言は無効とするのが正しい見方
だと思うのですが、誰もそのように考えられない社会というのは異常です。
人間達はどんどん生命に対する尊厳の気持ちを失っているように思います。


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コメント 2

みうさぎ

おはようございます。
飼い犬が死んだら同じ墓に埋葬してくださいなら
わかるけど 元気な残されたワンコが
安楽死させてから飼い主の元への遺言書てぇ
怖い話しですっ生命の尊重が明らかにない
ワンコを頼みますが優先です.
里親の元で元気に生き長らえる自由も無いのか・・
なんともっ(/_;)

by みうさぎ (2019-05-31 08:33) 

suzuran

みうさぎさん:
コメントありがとうございます。

そうですよね、ワンコが天寿を全うした後で同じお墓に入れて欲しい
というなら話として分からなくはないです。

わざわざ元気に生きているのに安楽死(実際には殺したわけですが)
させて一緒にお墓に収めたからといって誰も嬉しくない話ですよね。
死者のエゴを実行する遺言執行人というのも愚かな話だと思います。

by suzuran (2019-05-31 21:39) 

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