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桃の節句・ひな祭りの話 [イベント]

日本にはいろいろなお祭りがありますが、それぞれの祭りにはそれぞれの
いわれがあり、それにちなんだ食材を利用する習わしが地域毎にあったり
して興味深いことも多々あります。

春には男の子の「端午の節句」に対し、女の子の「桃の節句」というのが
正式なひな祭りの名称として知られていますが、この「桃の節句」とは、
元々、どういう意味なのでしょうか?というところからいつもとは違った
順番で話を進めていきたいと思います。

3月は桃の花が咲く時期ということで、桃の節句と呼ばれていると思う人
も多いのではないかと思いますが、実はそんなに単純な話ではなくもっと
深い意味があって、それは中国の考え方が反映されているものです。


昔、中国から伝わった言葉に「桃源郷」という言葉があるのはご存知かと
思います、一言で言ってしまえば楽園とか、パラダイスなんて感じの意味
だと思うのですが、桃は邪気を祓い、生命力を象徴する果物と考えられて
いたようで、桃太郎伝説も桃から生まれたことに意味があるようです。
※梨太郎とか瓜太郎では、語呂も悪いですよね。

また、桃の木は多くの実をつけることで知られ「多産の木」という別名も
ありますから、邪気を祓い女性としての幸せ(ここ最近の女性の考え方は
忘れて下さいね→たくさんの子どもを産む事は幸せでしょうか?みたいな
疑問は、また別の話ですので…)を祈る日として「桃の節句」と呼ばれる
日が出来たようです。

次に桃の節句と雛人形との関係です。
太古の昔から日本では三月を春のスタートとして位置付けて、寒い冬の間
に積もった災厄や汚れを祓い清める習慣がありました。

土や紙などで作った人形(ひとがた)の中に災厄を封じ込めて、川や海に
流してしまうという行事が行なわれるようになったのが、流し雛の起源で
あると伝えられています。

流し雛の行事をする時は災厄を負ってくれるお雛様に、食べ物を供えると
同時に供えられたものと同じ物を食べるという習慣が節供(供物を一緒に
頂くという意味)という考え方となり桃の節句と関連付けられました。

その後、安定した江戸時代を迎えた頃から、土の人形は豪華な衣裳を着た
雛人形に進化を遂げ、きらびやかな段飾りなども登場してきました。

hina2018.jpg

現在では段飾りのセットが数十万円と高額かつ豪華な仕様になってとても
流したり出来ないものになってしまったことで、晩婚化が進み、少子化の
進展にストップがかからないという現状を招いているのかも知れません。

ひな祭りの意味合いも社会の中での位置づけも起源からは随分と変わって
きているのは間違いありませんが、女の子が主役になる晴れの日は年間を
通してそんなにありませんから、存分にお祝いして欲しいものですね。


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