So-net無料ブログ作成

フランス映画に対する世界の関心が低下 [シネマクラブ]

2016年に国外で売れたフランス映画のチケットは3400万枚になり
前年の1億1140万枚から70%も減少したという結果が、フランスの
映画振興団体ユニフランスから発表されました。

brigitte bardot _Alain Delon.jpg

またチケット販売数が5000万枚を割り込んだのは10年ぶりとのこと
で、フランス映画自体の人気が下がりつつあるのは事実じゃないのかなと
思ったりします。

中国での低落傾向がもっとも大きく93%以上減少したということですが
フランス映画って理屈っぽい感じの作品が多いので、アクション映画好き
な中国の観客にはウケが悪そうな気がしないでもありません。


私が10代、20代だった頃は「映画を観るならフランス映画さ~♪」と
甲斐バンドの「ポップコーンをほおばって」でも歌われていたように人気
のあるジャンルというか、カテゴリーでした。



アラン・ドロンやジャン・ポール・ベルモント、イブ・モンタンなど男性
の俳優は魅力的で、女優もカトリーヌ・ドヌーブを始めとして、肉感的な
人もいれば、ボーイッシュな感じの人など作品数も多かったです。



アメリカや英国でニューウェイブ、ニューシネマといった従来とは違った
視点で映画が企画され、メジャースタジオとは違うシステムで製作された
作品ブームになった頃にフランスでもヌーヴェルヴァーグという映画運動
が盛んになってフランソワ・トリュフォーなどの作家が現れました。



ポルノ映画で映画館が女性で埋まったエマニエル夫人など女性が主となり
奔放な性を描いた映画が作られたのも個人主義、性愛が人生の中で大きな
悦びであることを認めているフランスだからこそ表現できた作品だったと
思いますし、それは今でも変わっていないはずです。



というようなわけで、理屈っぽいけどお洒落な映画とか性を前向きに描く
快楽主義的な映画が今では人気薄になっているという話を聞くと、時代の
移り変わりを強く感じるものですね。

耽美的で救いのない暗い結末が多いフランス映画のフィルム・ノワールが
好きだった私としてはフランス映画が廃れていくのは寂しいです。

映画で歩くパリ (SPACE SHOWER BOOKs)
映画で歩くパリ (SPACE SHOWER BOOKs)佐藤 久理子

スペースシャワーネットワーク 2015-06-26
売り上げランキング : 481484

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
パリ建築散歩 パリ移民映画:都市空間を読む 1970年代から現在 (明治大学人文科学研究所叢書) PARIS プラチナBOX(初回限定生産)[DVD] パリこれ!: 住んでみてわかった、パリのあれこれ。 (新潮文庫) パリの歴史探訪ノート―7日間で巡る2000年の旅 世界ふれあい街歩き フランス パリ/オペラ座界隈・バスティーユ地区 [DVD] アラン・デュカスのおいしいパリ パリ・スタイル 大人のパリガイド 10人のパリジェンヌ ル・モンドで学ぶ時事フランス語



nice!(33)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 33

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0





Copyright (c) 2013-2019 suzuran All right reserved