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邪悪なピエロ・ペニーワイズ [映画関連]

昨年公開された「IT」のネタバレありです。

英国のノーサンプトン市で、スティーブン・キング原作の「IT」に登場
する邪悪なピエロ「ペニーワイズ」を模した恰好(赤毛が付いた白い顔で
手に風船を持っている)のピエロが街中に現れては住民たちを怖がらせて
いるという話が数年前にありました。

Northampton_pielo.jpg

映画が公開されたのは昨年ですが、それよりも前からテレビドラマで放映
されていたので、その真似をして「ノーサンプトンのピエロ」を名乗って
フェイスブックに自画撮り写真を投稿したりして、罪のないちょっとした
遊びだと思ってくれるようになれば良いと思うと自らの心境も書き込んで
いたのでパニックになるようなことはなく、後で素顔も公開されたりして
英国版のご当地キャラにはなりませんでしたが、猟奇殺人事件が続くとか
変な方向に行かなくて良かったと思います。




梨の妖精を名乗って大人気になったのご当地キャラは船橋市のふなっしー
でしたが、「ノーサンプトンのピエロ」は、現在の年齢を298歳と言い
30年に一度目を覚ますと説明していて、まんま「IT」のペニーワイズ
の設定を模倣しているので特に捻りはありませんが、そんな説明をした後
で街中に出没したら、それはそれで怖がる人は多かったと思います。

というような前提があって、昨年公開された「IT」はホラー映画の歴史
を塗り替える大ヒットを記録して、日本でも「エクソシスト」=日本での
ホラー映画のヒット記録はエクソシストが最高のようですので、その記録
を大きく超えることが期待されたわけですが、実際にはたいした話題にも
なることなく寂しく公開が終了しました。



30年に一度復活して子供を殺すという設定が日本では一般化するほどの
インパクトがなかったこともありますし、学校の中のいじめられっ子たち
のグループが妖怪退治という話にも現実性が乏しくて、学校の怪談みたい
な方向の話とか、貞子の路線でないと日本ではウケないみたいです。



冒頭のシーンで、ピエロに右腕を食いちぎられた少年が側溝の中に一気に
引きずり込まれるのは衝撃的なんですが、その後のストーリー展開が緩慢
な感じで映画の中に引き込まれていくほどのスピード感がなかったのが、
面白い映画ではなかったと感じた理由かもしれません。

個人的にはピエロは怖い存在(子どもの頃にサーカスに行った時にピエロ
が近付いて来ると本気で逃げましたから)なので、突然、家の近くに出没
したら、大人になった今でもかなり怖いと思いますが、その不気味な怖さ
が薄暗い地下室の中でしか再現されないのが逆に映画の怖さを半減させた
というようにも思いました。



スティーブン・キングが表現する恐怖は、アメリカ人と日本人では共有が
難しい感覚なのかもしれませんね。


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