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2018年シーズン・ホンダは? [モータースポーツ]

ホンダエンジンに嫌気がさしているマクラーレン・ホンダのフェルナンド
・アロンソがチームに対して「ホンダか僕か」と来年の契約更新にあたり
条件を提示したという報道があります。



2017年で3年契約の切れるアロンソはホンダエンジンでは勝てないと
マクラーレンに対して再三、エンジンメーカーの変更を申し入れ、来年に
勝てないチームとは契約しないと自身の移籍を持ち出して、ホンダ以外の
エンジンでなければ来年以降の契約をしないと言っているわけです。


速いエンジンなら勝てるという自信があるのでしょうが、ベルギーGPは
エンジン自体に何も問題がないのに「ノーパワー」だと言ってリタイヤし
車を降りてしまうという行動をしていることから、悪い表現をすれば職場
放棄ということになるわけで、ホンダのエンジニアにとっては良い印象は
ないのではないでしょうか。

主催者であるFIAの株主であるリバティメディアは、F1からホンダが
撤退を余儀なくされるマクラーレンとホンダとの提携解消には否定的だと
されていますが、普通に考えればホンダが出走していることによって日本
でのF1開催で一定以上の観客を動員することが出来るという部分もあり
さらにF1中継を日本でコンテンツビジネスとして成立させるためには、
ホンダが出走していることが必要であるという経済効果の側面を考えれば
マクラーレンが一方的に提携解消をすることは許可しない、という見方が
主流になっているのは当然だと思います。

ホンダは現在、エンジンの供給と共に、年間1億ドル(約110億円)を
マクラーレンに支払うという契約をしていて、マクラーレン側が一方的に
契約破棄を持ち出せば、年間100億円以上の予算消えるだけではなく
契約不履行による違約金の支払いが7年分発生します。

それだけの資金をアロンソが個人スポンサーからチームに対して支払いを
してもらうことは不可能だと思いますので、ホンダか僕かの選択を迫ると
いうのはチームに取っては簡単に結論の出ることではないでしょう。

また、現在スペック3.5仕様のエンジンを今シーズン中にスペック6に
なるまで進化させる方向性を示しているホンダがマクラーレンと提携解消
をした後で、ルノーを凌駕するまで性能を向上させたとしたらホンダとの
提携を解消して巨額の損金を発生させた上で、性能面でもホンダに負けた
ということになったら、マクラーレンのチームディレクターはアロンソを
引き留めたがために来年もアロンソの愚痴を聞きながら、大幅に不足する
開発予算の中で苦戦を続けることになりますね。

アロンソ自身は自分の価値は高まっていると言っていますが、事実上本気
でオファーを出しているのはウィリアムズのみなのが実際です。

メルセデスのニキ・ラウダは勝つためではなく金のためにマクラーレンに
行ったアロンソが勝てないからチームを代わりたいなんて認めないと完全
拒絶の姿勢ですし、フェラーリは現在のラインナップがベストだと言って
すでに二人のドライバーと来年の契約を交わし、レッドブルはベテランは
要らないと上位3チームに移ることは出来ないわけで、来年は優勝できる
チームにしか行かないと言ったら、行けるチームはなくなります。

フェラーリとメルセデスに供給を断わられたエンジンをホンダ以外にする
と決めても、ルノーは現在の3チームの他にまでエンジンを供給する余力
はないと言っていますからホンダとの契約を打ち切ったらエンジンがない
という最悪の事態になります。

最悪時にはどこかのメーカーが供給しなければならない、というルールは
ありますが自分の勝手で契約解除をしてエンジンをよこせというのも随分
乱暴な話であることは間違いありません。

以前からホンダと接触のあったトロロッソがギアボックスの入手先として
マクラーレンと交渉中ということなので、この交渉が成立すればホンダは
トロロッソにエンジンを供給することが出来るようになり、枠が一つ余る
ルノーがマクラーレンにエンジンを供給することになるだろうと、予想は
されていますが、ルノーは性能面でアロンソから批判を受けるようになる
ことは避けたいとしていて、まだ戦闘力の劣るエンジンを来年に供給して
ホンダと同じように言われたくないというのが本音のようです。

ルノーがエンジンの供給をするのを望んでいないともされていることから
ホンダとの契約を破棄した後で、ルノーのエンジンを積むことが果たして
戦闘力アップだと言えるのか?というジレンマに陥っているのが実際では
ないかと思いますが、どうなんでしょうね。

フェルナンド・アロンソは自分が思っているよりも他チームの評価は低く
マクラーレンに残るか、ウィリアムズに移籍するしかありません。

マクラーレンはホンダとの関係を継続するか、ルノーエンジンへの変更が
選択肢としてあるだけで、現時点で最強性能のメルセデス、フェラーリに
変更することは出来ません。

個人的には文句ばかりが多いマクラーレンからは違約金をもらって提携を
解消し、トロロッソに資金とエンジンを供給して若手ドライバー(可能な
限り日本人ドライバー)を育成しつつ、来年マクラーレンとウィリアムズ
に完勝するという姿を見せてもらいたいです。

そして再度マクラーレンから供給を打診されたら、有無を言わさずノーと
即答してもらえると面白いんですけどね。

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